about
● わたしと刺しゅう
子供の頃は絵を描いたり工作をするのが好きでした。私は自分の話をするのが苦手だったのですが、何かを作っていると自分らしさが表現できるな、と感じていました。
大人になって、ハサミと絵具を針と糸に持ち替えて、刺しゅうをするようになりました。刺しゅうは沢山の糸の中から好きな色を選べるので、絵を描くような自由さがあるところが好きです。
そして、2007年頃にはヴォーグ学園で刺しゅうの基礎を学びました。世界の様々な刺しゅうの技法を学び、刺しゅうの奥深さを知りました。この頃から刺しゅう小物を製作し、委託店で販売していました。
現在は、いわゆるフランス刺しゅうという技法で、鳥や花など、主に自然のモチーフを刺しゅうしています。日常の中で印象に残るイメージを図案にしていく作業が好きです。
また、刺しゅうしたものを使って頂きたくて、ポーチやバッグ、ハンカチなどに仕立てています。委託店で、少しですが販売もしています。
刺しゅうはとても時間のかかる作業です。でも、その時間が温もりを生み出していると思います。この温もりを伝えたくて刺しゅうの活動をしているのかもしれません。
機会がありましたら作品を手に取って頂けたら嬉しいです。また、ワークショップも不定期ですが開催していますので、ご興味があれば是非ご参加下さい。
newsやInstagramで随時お知らせします。
● uzum(ウズム)の名前の由来
以前トルコ旅行をした時に、私の名前の発音がトルコ語のブドウの意味のウズムに似てますね、と言われました。ブドウの絵も可愛いし、自分のマークをつけるならブドウにしようとその時から思っていました。
刺しゅう作家として、活動を始める時にウズムを選びました。ブドウは実を沢山つけているので、ラッキーモチーフでもあります。
これからも刺しゅう作品を沢山生み出して、ワークショップでは刺しゅうの楽しさを沢山の方に知っていただけたらと思っています。